「一杯飲みに行く?」と「On va prendre un verre ?」はどう違う?
- Mie Tanaka Faucher
- 20 mai 2020
- 4 min de lecture

「ちょっと、一杯飲みに行く?」と日本人同士で言った場合、とう捉えるのでしょうか。
お互いの関係にもよりますが、です・ます調の丁寧体ではなく、口語体(普通体)で聞いているので、仲の良い友達か同僚という感じでしょうか。
もし、私が日本で働いていて、仲の良い友達か同僚に聞かれた場合、本当に一杯だけしか飲まないということはありません。
明日、朝早いから、遅くならないうちに家に帰らないといけないから、または別の予定がこの後あるからなど、時間が限られている場合は事前に「何時までなら大丈夫」と言って早めに切り上げますが、そうで無ければ普通に居酒屋やレストランなどに行って何杯も飲みますし、おつまみや場合によっては食事もしっかり食べたりします。
日本では居酒屋などに行くと、一杯目を早く飲みたいという理由で、「とりあえず、ビール」という人も多いです。最近は最初からハイボールなどを飲む人もいますし、私のようにあまりお酒が飲めない人はソフトドリンク(ノンアルコールドリンク)を頼みます。
最近は自由度がちょっと高くなっています。
1杯目のお酒と一緒に運ばれてくるお通しがあり、その後、1人1品は最低でも頼むようなイメージです。


色んなものを頼んでシェアし、最後はご飯ものや麺類など締めの食事をしたりします。
日本では一度飲みに行くと、止まらない人が多いです。2次会というのがあり、2軒目でもう一度飲み直すことになります。飲み続けているのですが、飲み直すと言う言い方をするのも面白いですね。二次会では、別の居酒屋やバー、カラオケボックスに行く場合もあります。カラオケボックスは持ち込みが出来るところもあるので、スーパーやディスカウントストア、コンビニなどでお酒やおつまみを買って行き、仲間だけで楽しむこともあります。
もちろん、3次会もあります。
フランスの場合は、「On va prendre un verre ?」日本語に訳すと「一杯飲みに行く?」または「一杯飲みに行きますか?」なのですが、そう言われた場合、カフェやバーに行ってアペリティフなどを本当に一杯だけ飲むことが多いです。


もう一杯飲んでもいい?またはもう一杯飲まない?と確認して、2杯目くらいはありますが、その後ずっと続くことは余りありません。特に仕事が終わってから同僚と出かけることは少ないのではないでしょうか。
日本が居酒屋だったら、フランスではビストロに行ってご飯を食べて飲むことになりますが、この後、時間があったらご飯でも食べに行く?またはここで何か食べる?と言ってカフェなどで続くこともあります。
このように続くことはまれで、ご飯を食べながらワインなどを飲む場合は、最初から「On va dîner ensemble ?」「一緒に夕ご飯を食べに行きますか?」または「On va manger ensemble ?」「一緒にご飯を食べに行きますか?」ともっと自然な感じで言うと、「ご飯食べに行かない?」誘うことが多いです。まずどこかでアペリティフを飲んで、それから食事に行くこともあります。同じ店のバーで飲んでから、食事をする場所へ移動する場合もあります。
ちなみに、フランス人は食事のシェアを余りしません。基本は自分が食べたいものを食べるという感じで、食べきれなかったら、誰か食べない?と聞いて事前にあげたり後であげたりします。
珍しくシェアする場合もあります。ステーキなど量が多いものなどです。

色んな種類のステーキのデグスタシオン

フライドポテト Frites
日本では居酒屋などでも出てくるおつまみにもなりますが、
フランスでは食事の付け合わせによく登場します。

お酒を飲む習慣の違いを感じて頂けましたでしょうか?
どちらが良いかではなく、スタイルが違うのだと思います。
今は日本では外出自粛。フランスは外出禁止令は緩和されましたが、まだ飲食店は再開していません。グリーンゾーンはもう間もなく再開すると思いますが、パリ・イルドフランスをはじめ北東部はレッドゾーンなので、まだまだ飲みに行くことは出来ませんね。
今回の新型コロナウイルスの影響で、人々の飲みに行くスタイルが更に変わるかもしれません。これからどうなっていくのでしょうか。
日本ではオンライン飲み会、フランスではオンラインアペロが流行っていますが、もしかするとその習慣が続くのかもしれませんね。
皆さんはどのように思われますか。
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