top of page
  • Photo du rédacteurMie Tanaka Faucher

ひなまつり Hinamatsuri いつかフランスに持ってきたいひな飾り

3月3日はひなまつりです。

3年くらい前に実家にあったひな飾りを東京の自宅に引き取りました。

今はフランスに住んでいて、こちらは仮住まいなので、まだ東京に置いてありますが、来年新しいアパルトマンに引っ越したらいづれは持ってきたいと思っています。

このひな人形はかなりのアンティークになってしまいましたね。なにせ、10月生まれの私が生まれた翌年のひな祭りの前に買ってもらったものですから。

祖父に抱かれた赤ちゃんの頃の写真があるのですが、その背景にひな飾りが写っている写真があります。その写真はアンティークすぎて、皆様にはお見せできません。


日本には女の子が生まれたら、ひな飾り🎎を買って3月3日にお祝いをします。


私のおひなさま Mon Ohinasama


一段ですが気に入っています。

内裏雛(だいりびな)男雛と女雛一対で、天皇と皇后を模したものとされています。

子供の頃は三段や五段飾りに憧れましたが、今となっては一段で充分だと思います。

品質がよくて顔がキレイなものを選んだと母がよく言っていました。


東京のマンションのエントランスに飾られるおひなさま

こちらは三人官女が揃っている三段飾り


三人官女は宮中に仕える女官をあらわし、通常3体1組の人形を二段目に配置します。


五段飾りになると、

三段目に能のお囃子を奏でる五人囃子を配置します。

四段目には通称右大臣、左大臣と呼ばれる随身(ずいじん、ずいしん)が配置されます。

向かって右が左大臣(年配者)向かって左が右大臣(若者)で武官の姿をしています。

五段目には従者と護衛(あるいは衛士)をあらわし、3人1組を配置します。


詳しく知りたい方は下記リンク先をご参照ください。

↓ ↓ ↓


Hinamatsuri Wikipédia le site français

↓ ↓ ↓


飾るのは節分が終わった後、立春が目安だそうです。

縁起をかついで、大安や友引などに飾っても良いそうです。

片付ける日を考えると、遅くても、2月末までには飾った方が良さそうですね。

飾るのにNGの日もあり、特に3月2日に飾るのはよくないそうです。一夜飾りは葬儀をイメージし、縁起が悪いという理由です。

更に、3月3日の本節句で、前の2日は宵節句、4日は送り節句と言われ、3日間のお祭りだからという理由もあります。

早く片付けないと娘が結婚するのが遅れると言いますね。片付けるのは3日の夜という説もありますが、4日は送り節句ですので、片付けるのは3月5日がベストだそうです。

ちなみにうちの母は忙しいという理由でかなり長い間片付けなかったという記憶があります。早く片付けてよ‼️と思っていました。


当日はちらし寿司やお吸い物が食事のメニューになったり、菱餅やひなあられを食べて、白酒か甘酒を飲んだ記憶があります。給食に菱餅型のケーキが出たこともありました。

子供の頃近所にあったケーキ屋さん(ヤマトヤさん)で菱餅型のケーキにひな人形のマジパンが乗っているものや、お内裏様とお雛様型のカップケーキなどを買ってもらって食べた記憶があります。残念ながら当時と同じものは見つかりませんでしたが、オフィシャルホームページを見つけたので、ご参考までに。


ヤマトヤさん オフィシェルホームページ

Le site de Patisserie Yamatoya

↓ ↓ ↓


懐かしい六角凧サブレーとかくれんぼ



不二家さん オフィシャルホームページ

Le site de Patisserie Fujiya

今どきのおひなさまケーキのイメージの参考に

↓ ↓ ↓


キティちゃんやアンパンマンもあるんですね。


フランスはこどもの日を特に制定していませんが、日本は5月5日をこどもの日としています。

昔、中国では5月は悪い月とされ、薬草をとって悪い気を払う行事があり、それが日本にも伝わり、葵や菖蒲が魔よけの力があるとして使用されていたそうです。

5月は田植えの時期にあたり、昔は女性の仕事だったため、女性が大切にされ、女性だけが菖蒲をふいた屋根のある小屋に集まり過ごしたことから「菖蒲の節句」とされていました。

江戸時代になると菖蒲(Shobu)が「尚武(Shobu)=武を重んじること」に変わり、男の子の節句になりました。

ということで、男の子が生まれたらかぶと飾りか鯉のぼり🎏を買って5月5日のこどもの日にお祝いをする習慣があります。


詳しく知りたい方は下記リンク先をご参照ください。

↓ ↓ ↓


Koromo no hi Wikipédia le site français

↓ ↓ ↓


東京のマンションのエントランスに飾られるかぶと飾り


かぶと飾りのイメージとして、武士が戦の時に着用していた甲冑をご覧ください。


広島城で見た甲冑


広島城ホームページ

↓↓ ↓


Le musée national asiatiques – Guimet

ギメ東洋美術館でも日本の甲冑が展示されています。


Le musée national asiatiques – Guimet

ギメ東洋美術館

↓ ↓ ↓


私には1学年下の弟がいますが、家にはかぶと飾りも鯉のぼりもなかったですね。

鯉のぼりは母の実家にあったので、従兄弟のために飾ってあるものを見に行っていた記憶があります。今は化学繊維の軽いものやベランダにも飾れる小さいものもありますが、昔のものはおそらく綿素材の布出来ていたと思います。嵩張るし、立てるポールもかなりしっかりしたものでないと立てられないので、庭がないと立てられなかったと思います。


🎏鯉のぼりのイメージ

↓ ↓ ↓


端午の節句にはちまきを食べますが、地域によって形や食べ方も違うようです。

私の地元新潟では三角ちまきにきな粉に砂糖を混ぜたものをつけて食べていました。

食べていたものに近いものを見つけました。

美味しそう‼️

(株)小竹食品さんのホームページ

↓ ↓ ↓


東京、表参道・新潟館N‘ESPACEでも購入出来ます。

↓ ↓ ↓



28 vues0 commentaire

Comments


  • YouTubeの社会のアイコン
  • Instagramの社会のアイコン
  • Facebookの社会的なアイコン
  • LinkedInの社会のアイコン
bottom of page